就活証明写真撮影時の基本ルールやNGを解説
目次
1 就活証明写真の重要性・意味
今現在の就活事情を知ろう?
2023年から就活はインターンシップ主導型にシフトされた事はご存じだと思います。昨年まではインターンと本選考は別物という建前でしたのでインターンは選考活動とは関係ありませんと謳われていました、しかし新ターンで内々定を出していた企業もありました、またインターンとは言ってもコロナの影響でリモートインターン?が目立ちインターンとしての体裁を保つためのグループワークでインターンとなっていました。今年は対面型のちゃんとしたインターンが増えているようですので当然ながらインターンに呼べる学生さんの数にも制限がかかります。先輩は「インターンは証明写真BOXで良いのでは」と言う人もいると思いますが残念ながら昨年までとは就活全体の状況が違ってきていますのでインターンから本気を出していく必要があります。
コロナ前対面型のインターンばかりが実施されていた時、当スタジオでインターン用証明写真を撮影した方に「インターンはどうでした?」とお聞きすると「色々な企業にインターン行けたので凄く参考になりました」というお返事をよく頂きました、かたや本選考の時初めてご来店した方に同様の質問をすると「なかなかインターンの書類が通らなくて」と言う学生さんが非常に多くいらっしゃいました。
写真が書類選考等に影響するの?
では証明写真が書類選考に影響を与えたのでしょうか?
答えは 影響を与えたと考えて良いと思います、根拠はと言われると思いますが実際にある大学の進路センターから聞いた驚く様な話があります
私は色々な大学で就活時の身だしなみやヘアメイク証明写真の撮られ方などを教えるガイダンスをやっております。その中で進路センターの方からお話があると大学に伺うと
内定の報告に来た学生にどこで写真を撮影したかアンケートを取りました
こちらが御社のスタジオで撮影して内定もらった学生の数です
そしてこちらが御社以外のスタジオと学内の撮影会やBOXで撮影して内定をした数です
随分当スタジオに沢山ご来店いただいてますね、ありがとうございます
そこに書かれていた数字は当スタジオで撮影の内定者数 約870人
そしてその他での撮影での内定者数 約80人
やっぱりガイダンス長くしていると多くの皆さんが来てくれているのですね
こういう結果が出ているので御社で学内撮影出来ませんか?
ありがとうございます、持ち帰って検討させて下さい
この様なやりとりをしました数字を見て私は本当に殆どの学生さんが当スタジオに来店してくれていると思い込んでいました、大学からの依頼があった為その大学の撮影業者さんを調べた所その業者さんのホームページを見つけましたそこには前年度撮影者実績とトップに書かれていたのですがその数字が当スタジオで撮影した人数よりも多かったのです。
つまり大学や他店で撮影した学生は当社よりも多いにもかかわらず当社の10分の1の人数しか内定をもらっていない、一方当スタジオで撮影した学生さんはすでに9割以上に人が内定を貰っていたと言う結果を大学の進路センターが調査してくれたのです。
当スタジオで撮影 | 人数 | 学内撮影+他スタジオ+BOX | 人数 |
内定者数 | 870 | 内定者数 | 80 |
撮影者総数 | 950 | ※ 撮影者総数 | 1050+? |
内定率 | 9割以上 | 内定率 | 1割以下 |
※撮影者数は大学撮影者数のみ
ちなみに大学の撮影会はお断りしてしまいました。理由は流作業の金儲けにしかならないと思ったから、スタジオに来店していただければ満足して頂ける写真を提供できるが学校の撮影会ではそれは困難と判断したからです
この様に良い印象の写真を添付すれば写真の違いで驚く程の差が生まれる可能性はあると言う事なのです
2 就活証明写真の基本ルールとは
就活写真のサイズとは
就活写真は多くの場合4cm×3cmが標準ですが各大学の名前の入った履歴書でサイズが違う事もあります、以前は色々な大学がそれぞれのサイズでしたが最近は殆どの大学が4×3cmになってきました。当スタジオでは専用のカッターで正確にカット致しますが、他店である様に自分でカットするのは正確にはカット出来ないのでお勧めしません。また企業側から違うサイズのESを渡された場合はなるべくそのサイズに合わせましょう
カットの仕方やサイズがいい加減だと貴方のでいい加減な人と思い込まれる可能性がありますので注意しましょう。(手持ち間に合わせの写真を使っていると思われる事も!)
最近はWEBで提出がかなり多くなってまいりました、WEBデータは標準が600pix × 450pix程度で大丈夫だと思いますが、こちらも沢山の企業がございますので、稀にですがもっと大きなデータ等を求められる場合もある様です。データの形式はjepgで大丈夫です。企業からの説明で2MB以下とかある場合もございますが、それはデータの重さでサイズではないのであまり気にしなくて良いと思います。
就活写真の有効期限は?
通常証明写真の有効期限は3ヶ月長くても6ヶ月以内と言われています。ですから本来はインターンシップで使用した写真を再度本エントリーに使用するべきではないのですが、インターン時に提出していない企業だと調べなければわからないかもしれません。紙の写真ベースだと調べる方法はないのですがWEBデータで画像のプロパティまでもし調べたら古い写真使っているねと思われる可能性も捨てきれません。可能であれば以前インターンに参加した企業に再度エントリーする場合は写真を変える事をお勧めします。
また対面型のインターンに参加されると我々顔を見るプロの目からすると随分お顔立ちが良く変わっています。やはりインターンに参加することで社会人になるという自覚がお顔にも現れてくる様です。
余裕があれば就活写真は3ヶ月から6ヶ月を有効期限としましょう
当スタジオでは学生さんに撮り直しも視野に入れやすい様にインターンシップ学割プランを作り学生さんの負担を少なくする取り組みをしております
3 就活証明写真や面接時好印象に見せる方法
ではいよいよ就活写真の撮影です。印象の良い証明写真とはいったいどのような写真なのでしょうか?またこれは就活の面接にも共通するポイントなのでしっかりチェックしましょう!
ではポイントを上げてみましょう!
4 好感の持てる表情
5 過度の修整はNG
1 社会人らしい身だしなみ
基本的には就活においてはスーツ着用がマナーとされています。一部職種アパレル業界なの例外もありますが、スーツについては色の規定等があるわけではございませんが黒・紺・濃いめのグレーが一般的です、派手な色等を着用していると真剣に就活してないよねと思う担当者もいる様なので、ファッションで個性を出す必要は特になくそれよりも、
1 サイズが合っているか 人からの借り物で済ませているのか?
2 シワは大丈夫? 衣服に皺があると清潔感がなくだらしない人に見られる
3 シャツやネクタイはビジネスライクか 入学式の時の使い回し感が出ていないか
4 靴はスーツに合わせた靴で手入れがされているか 足元を見てその人の人柄を見る人もいる
5 鞄は自立するビジネス用か 面接時に椅子の横に鞄を置いたら中身が溢れる事も
上の5つが特に注意をしておきたいポイントです、4と5は写真には関係ありませんが面接も踏まえてのポイントです
ここでは1〜3について見ていきましょう
1 サイズが合っているか
スーツやシャツ・ブラウスが自分のサイズに合っていないだけで最初に他人に与える印象が変わってしまいます、例えば大きなサイズのものを着用しているだけで少し動きが悪そうに見えたりまただらしない印象や消極的な印象を与える事も、また小さめの服を着ていると幼く見えたり頼りない印象に見られる事もあるかもしれません。何より就活に対するスタンスが決して積極的には見てもらえない可能性が高まります。
下の画像は男女共画面真ん中が適正なスーツサイズです。これぐらいのサイズ感のスーツご用意大丈夫でしょうか?面接の日程ギリギリに買いに行くとサイズがなかったり、また昨今リモートワークの関係も有ってスーツ販売店は売上を上げる為に少々のサイズ感は悪くても他店に行かれない様に「サイズ大丈夫ですよ」と買わされてしまうなんて事もあるので時間に余裕を持ってスーツは用意しましょう
2 シワは大丈夫?
着用しているものが皺が多いと当然ながら清潔感はなく見えてしまいます、スーツにしてもタンスの奥で潰れていると出したら皺だらけだったなんて事も、でもシャツを着る度にクリーニングに出すのは色々と大変ですよね、シャツを購入する時に形状安定等の洗濯ネットに入れて洗って干せば皺がいかないシャツやブラウスが沢山販売されていますのでこちらのご使用がお勧めです。シャツやブラウスは首周りと袖丈(裄)の長さはしっかり測って貰って購入しましょう。
このような状態のシャツやスーツでは清潔感は出せませんのでご注意を
3 シャツやネクタイはビジネスライクか
シャツやブラウスそしてネクタイ就活に相応しいものを使っていますか?
男女共大学の入学式等で購入したシャツやネクタイで大丈夫ですか?出来れば避けたいものを一部紹介いたします、
左から襟が極端に小さいシャツ等のカジュアル時に着るための白シャツ
真ん中がヒラヒラ系のシャツ 就活よりも入学式感が強い
右がピンク色のヒラヒラ系 白同様就活よりも入学式感が強くさらにファッション性が強い為
着用しては駄目とは言えませんが、出来れば白のプレーンな物がよろしいかと思います、
襟の形は左のスキッパータイプ右のボタンタイプどちらでも問題はありません。写真の時はスキッパーは顔がスッキリ見えます。面接の時はボタンタイプが乱れがなく着崩れの心配は少なくなります
男性のシャツやネクタイは?
まずワイシャツですがなるべく白のプレーンタイプのものを選びましょう(画像2.3)ボタンダウンやカラーシャツは(画像1.4)駄目ではありませんが、無難にしたいなら白のプレーンなワイシャツがお勧めです。
次にネクタイですが、まず黒やシルバーの無地のネクタイは(画像3)冠婚葬祭用にみられでしまいますので避けたいところです。また後ろ側を見せる様にデザインされたネクタイ(画像2)も就活においてはファッション性が高くまた歪んで見えるのであまりお勧めではありません。またブランド品とすぐわかるロゴ入りの物や絵柄が入っているものも使用しない方が良いでしょう。
それと意外に多く見られるのがタンスからお父さんの使わなくなったネクタイを持参する人も一定数いますが、かなりの確率で老けた印象やくたびれた印象に見えがちです。
ではどの様なネクタイが就活向きなのでしょうか?特に決まりはありませんが一番無難なのはストライブ柄かと思います。色はあまり薄すぎたりしない感じのものの方がお顔はしまって映ります。
このような感じのネクタイが印象的には失敗はないかと思いますが、ネクタイの色や柄で人は判断はされないと思いますので、フレッシュ感と清潔感があれば良いと思います
2 自分らしい清潔感のあるヘアメイク・ヘアセット
ヘアメイクやヘアセットで一番大事にしたいのは清潔感と社会人らしさ、そして自分らしさです。自分らしさとは例えばヘアメイク付きのスタジオで自分が絶対にしないであろうヘアメイクをしてご自身の普段の就活スタイルと全く違う雰囲気になってしまったらもしかしたら面接官に「君写真と随分印象が違うね」と思われたりもしかして直接言われたりなんて事もあるかもしれません、スタジオで自分はこうしたいこう見えたいので、どうしたら良いですか?それで変わるのはOKですが、スタジオによっては「これが就活のスタイルです」と半ば強制的にヘアメイクやヘアセットをされてしまう事もあります、そうすると写真と面接時の本人とのギャップでマイナス印象を持たれる事も
では具体的にどの様なヘアメイク・ヘアセットが良いのでしょうか?
メイク編
就活メイクは綺麗に見せる可愛く見せると言う事よりも疲れた感や肌トラブルをカバーするのを重点におくメイクになります。逆にNGポイントとしては
- カバーが出来ていないベースメイク (画像1.2)
- 釣り上がった直線まゆ (画像1.3)
- 太いアイライン (画像3)
- ラメラメのアイシャドウやブルー系のシャドウ (画像3)
- つけまつげ (画像3)
- 濃い涙袋 (画像2)
- ノーズシャドウ (画像3)
- 濃すぎるチーク (画像3)
- 赤リップ (画像2)
- 一眼で解るシェーディング (画像3)
等があげられます、普段濃いめのメイクをしている方は要注意かもしれません。逆に普段や就活時にメイクをしない人は飾るメイクは最小限にしてお肌の疲れ感をカバーするナチュラルなスッピンメイクがお勧めです
画像4の様な雰囲気で清潔感があってマナーとしてのメイク感がある感じが良いと思われますが、写真撮影時にこの感じのメイクをご自身でするにはメイクの濃さの程度が難しいと思います、メイク付きプランでメイクをプロの手でしてもらいこういう感じですれば良い感じになるという事を見てから、わからない解らない所などをメイクさんに尋ねるのが就活メイク成功の秘訣です
ヘアスタイル女性編
次に女性のヘアセット、ヘアスタイルです。一般的には耳を出して後ろが括れる長さの場合は1つ括りにしておくのが無難です、ダウンスタイルやハーフアップでは写真撮影時には乱れは出にくいですが面接の時には残念ながら乱れて見えがちで清潔感が失われてしまう可能性が出てきます。括れる長さの方は1つ括りで撮影や就活される方は9割以上かと思われます。
ヘアスタイルのNGポイントです
- 髪が乱れてブラウスの襟元等に掛かっていないか (画像1)
- 顔まわりの毛を残して耳や顔が隠れていないか (画像2.3)
- 前髪がすぐに落ちて目に掛からないか (画像2)
- トップの毛を不必要に盛り上げていないか (画像3)
ヘアスタイルも画像4の様な乱れが少なく挨拶や礼をしても髪の乱れが出来にくい髪型がオススメですが、やはりこちらも前髪の作り方はご自分の前髪の長さや作り方に合わせた方法で決めていくのがベストです
ヘアセット男性編
男性のヘアセットは一般的には眉・耳・襟足等に髪の毛がかからない方が望ましいとされていましたが、昨今の風潮によりその辺りはあまり声高には言われなくはなってきました、ここでは以前一般的にこうするのが望ましいと言われてきた項目をご紹介いたしますがヘアスタイルもやはり面接時の本人とのギャップには注意したいので、やはり自分らしさは大切にしましょう、ただし私服とスーツは全く見え方が違うしまた決定権のある人事は親世代や祖父の世代(昭和世代)が見ると言う事も考慮に入れましょう。
ヘアスタイルのNGポイント
- 両眉に前髪が掛かっている (画像2.6)
- 耳や襟足髪が掛かっている (画像3.6)
- 無造作ヘアー (画像3.4.5)
- 寝癖や・髪を必要以上に立たせる (画像3.4.5)
- 全体的に髪が長くボリュームがある (画像3.6)
- 強めのツーブロック (画像1)
見て頂いて解る様に長めのヘアスタイルの方は要注意かもしれません。ツーブロックは短めなので上手くすれば印象は良く見えますが、あまり強めにすると上のサイドの毛が頭に沿わなくなる事もあるので注意が必要です。ヘアスタイルもやはり自分らしさ面接時にするヘアスタイルを基本に写真撮影時にもそれに合して清潔感を出す事が求められます。事前に自分がしたい髪型にセットしやすいようにカットしてもらう事をお勧めします(美容師さん等に全部お任せすると失敗する事もある様です、事前にこんな髪型にしたいとご自身から提案するのがベストかもしれません)
ではどの様なヘアスタイルが比較的お勧めなのかという画像です
上の画像の様に耳や襟足そして眉に髪の毛がかからず、寝癖や毛の飛び出しが無い髪型が清潔感が出でいて爽やかな印象を与えやすいと思われます。
3 整ったヤル気のある姿勢
ヘアメイク・ヘアセットが整っても姿勢が悪いと貴方の良さが半減してしまう事も!ではどの様な姿勢で撮影や面接の臨めば良いかをみていきましょう。
もちろん正解は真ん中の座り方です、座り方が悪いとやる気がなく疲れた印象に見えてしまいます。もちろん写真撮影時には胸から上しか写りませんが、それでも姿勢からくる印象は大事です、また姿勢が悪いと太って見えるとか首の皺や顎の下のお肉が気になるなどマイナスポインが色々と見えて来ることも
次に横から姿勢を見てみましょう
面接時も写真も横から見られるということはないとは思いますが横から見ても姿勢の悪さやヤル気のなさが解ると思います。
ポイントは足は開かない足首までしっかりとつける、猫背にならず首も前に出ない様に、腰に力を入れて肩の力は抜きましょう。
次に男子をみてみましょう
こちらももちろん真ん中の様に座れる様に意識をして下さい。比較的男性は足を肩幅よりも広く開いて座る人が多いと思いますが、足を広く広げて座ると偉そうに見えてしまいます、また背もたれにもたれて座るのも好ましくないでしょう、こちらも横から見てみましょう
右の画像の様に背もたれにもたれていると態度デカイ奴やなと思われる事も、また左の様に猫背の姿勢では自信が無く見えてしまうかもしれませんので背もたれにもたれずにしっかりと腰を伸ばし、肩に力を入れず、そして首が前に出ない様に座りましょう。
4 好感の持てる表情
次に好感の持てる表情ですがこの好感の持てる表情とはどの様な表情なのでしょうか?
まず証明写真を撮影する時は無表情で問題ないしそれで良いのではと思っている人が多くいらっしゃると思います、しかし就活証明写真は本当に純粋なる証明写真でしょうか?答えは NO です、就活証明写真は自分を企業にプレゼンする為の写真だと思って下さい。無表情の写真で人事担当者は貴方にどんな印象を持ちでしょうか?それは単に「こんな顔の人ね」としか伝わらないかもしれません。しかし例えば明るくやる気表情の写真を貼っていれば「この人はなかなか良い感じだね」と良い先入観で見てもらう事ができるかもしれません。なぜかもしれないかというと人の顔の表情を読み取る能力や好き好きは人それぞれだからです。しかしプラになるのならしっかりと表現はしたいものですが多くのスタジオさんが例え就活写真出会っても真顔で撮影されている所が多いのも事実です。
さてこちらも具体的にどの様な表情が好感を持たれやすいか一例見ていきましょう
まずあまり良くないと思われる例です
- 真顔なので何も伝わらない
- 目元の表情が弱くまた口角の上がりも微妙
- 笑おうと力が入りすぎてひきって見える
- 目元の印象がキツく見えるのでやや怖く見える
このように同一人物であっても表情で印象は変わって見える事もありますので注意が必要です
概ねこの様な印象で撮影出来れば良いのかと考えますが、表情による伝えたい印象はそれぞれで違ってきて当然ではないかと思います、また色々な規制がある証明写真の中で印象を表現すると言うのは大変難しい事です。
他店では撮影枚数が3〜5枚多くても10枚程度と聞きますが当スタジオでは30枚から40枚程は顔の筋肉をほぐしながら撮影をし引き攣り感の少ない自然で明るい表情を引き出すようにしておりますが多くの方は後半の写真を選択されます
できれば撮影に来る前に鏡の前で口を閉じて口角を上げて、眉を上に上げず額の力を使わない様に目をしっかり開ける練習をされると良いと思います。
明るく元気に見えるだけが正解ではありませんので、ご自身でどんな人柄に見られたいかを考えておきましょう。ただ私見ではありますが真面目に見せたいだけになると 真面目=付き合いが悪い・面白くない等のマイナス要素も加わってしまうかもしれません、どの様な印象にもマイナス面はあると思いますが例えば
- 真面目=付き合いが悪い・面白くない
- 明るい=チャライ 適当
- 知的=計算高く冷たい
- 優しい=気が弱い
この見方も一例であくまで私見の印象です。しかしコロナ蔓延前から学生に足りない能力第一位がコミュニュケーション能力と言われていましたが、コロナになりよりその能力が低下したと言われているのでコミュニュケーション能力が高めで明るいという印象は入れておきたい所だと思います
5 過度の修整はNG
最近は皆さんがアプリで簡単に加工出来る様に写真の修整は技術がなくても出来る様になってきました。そのせいもあってここ数年で就活スタジオは驚くほど沢山オープンしました。でも残念ながら多くのスタジオさんが過度の修整を見えない所で施すというアプリ頼りの写真作りになってきてしまいました。加工が目に余るものがあるので動画添付も始まったとも言われている程です。したがって美人やイケメンにする修整例えば小顔にする・目を大きくする・口角を無理に上げる・鼻を高く小鼻を小さくするといった修整はNGです。Z世代の皆さんには加工はして当たり前の事ですが、人事の世代からすると非常に不愉快な写真の様です、人事の方がおっしゃるには「プリクラみたいな写真が多くて嫌になります」というお話もよくお聞きします。
またこの修整作業はお客様に見せずに店側がやっておきますね派と修整を見せて部位ごとに課金するというパターンもあります、どちらも撮影やヘアメイクはそこそこでガッツリ修整で変えるという手法です、中にはヘアメイクも撮影も修整も全てが流作業で適当なところもある様です。(チェーン展開のスタジオで料金も高いスタジオにありがち)この様な事柄から修整作業を見せてくれてかつ課金のない所また多店舗展開ではなくちゃんとしたスキルで対応してくれるスタジオを選ぶ必要が出てきますのでご注意ください。
この様な理由から当店では修整は最後の仕上げ程度、姿勢や顔の歪みを補正をお客様に確認をして頂きながら就活プランにおいては(ヘアメイク・ヘアセット付)料金内で行います、追加料金等はございませんのでご安心ください。
では当店の修整例をご覧いただきます
まずヘアメイクによる違いです
こちらが来店時ヘアメイク前と沢山撮影した中からベストな表情をセレクトした使用画像です。
この段階では一切修整は入っておりません
ヘアメイクや表情作りで最初とはかなり印象の違う写真になりした。
次に修整による違いです
顔の左右の歪みを軽減・肌の調整・目のインサイドラインをプラス・髪の飛び出しをなくす・髪の毛の隙間を少し埋める等の細かな所を丁寧にお客様立ち会いの元修整をいたします。
ご覧いただける様に修整は最後の仕上げ程度でもそこに至る工程で印象が出来上がっているのがわかると思います。
この様に修整で印象操作をするのではなくヘアメイクや表情等が大事だと言う事がお分かり頂けたかと思います
指定のサイズにきちんとカットされた写真
折角高いお金を出して就活写真を撮影しても最後のプリントの色がおかしかったり、また自分でハサミやカッターナイフで写真をカットしてしまっては写真が台無しです。殆どの履歴書は4cm×3cmで写真を貼るスペースに枠がある為すこしでも写真に歪みがあるとかなり目立ってしまいます。写真スタジオはサイズにちゃんとカットして納品してくれるスタジオを選びましょう! これもチェーン展開の店だとカットの手間を省略するためなのかシート渡しの所が多くみられます。決してお客様ファーストではないと考えます。証明写真のカットには専用の機械があり正確に型で抜きますので0.1mmも歪む事なく写真をカットできるのです(イレギュラーなサイズはありませんが)
ハサミでのカットはNGやカッターナイフでのカットはかなり技術が必要です
周りに線があるのでより歪みが目立ってしまいます
また身体が斜めなっていないか左右がセンターに入っているか等も重要です
もし企業のESで変わった写真サイズの指定がある場合は出来るだけそのサイズに合わせましょう、もし貴方がその企業が本命なら合わせた方が良いのかな?という発想も生まれると思いますが、とりあえず出してみようかといった企業ならこれで良いかといった発想になるので、その企業に対する本気度が出るかもしれません。
また大学等によっては独自の履歴書サイズの所もあります、当スタジオでは京都の大学独自の履歴書の全サイズを揃えましたが、最近は多くの大学が4cm×3cmに変更なりました。
こちらが正確にカット出来るトリミングカッターです。
4 本気の写真は本当のプロの手で
就活生の皆さん写真はどこで撮影したら良いかわかないしWEBで検索して上に出てきた所でいいか?また口コミ集客No1ってバッジがページにあったからそこで良いのではと思う方の沢山いて当然ですが、まず検索で上にきているサイトはお金をそれだけ使っているサイトかもしれません、また口コミサイトは1位のお店から宣伝費を貰って作られた実は宣伝用サイトが殆どなのをご存じでしょうか?こういうのも残念ながらチェーン店が多いようです、チェーン店の求人サイト等を見た事があるのですがアルバイトでカメラマンやヘアメイクさんをどんどん求人しています、それも証明写真を撮影したりヘアメイクするだけの簡単な仕事ですと表記されていました。就活証明写真のヘアメイクや撮影は実は大きく変えられない、身体は真正面、口は空いてはダメそして本人らしく面接時の違和感を持たれないが清潔感とヤル気を表現するという逆にすごく難しい撮影だと思います。
ではアルバイトや撮影スキルのない人でそのレベルの就活写真が作れるでしょうか?仕上がりは、ただのヘアメイクをした証明写真になってしまうかと思われます。
あまりオススメではないスタジオの要素のまとめ
- チェーン展開しているスタジオ 店によってバラツキが激しく利益至上主義が多い
- ヘアメイクが外注のスタジオ 自社でヘアメイクをしないので婚礼のメイクみたいになる事も
- 修整がお任せのスタジオ スタジオ側が勝手にするので仕上がりを見て驚く事も
- 修整が課金制のスタジオ 修整箇所につき課金されるので驚く値段になる可能性も
- 写真がカットされていないスタジオ カットしないで納品するのは数をこなすため
- 口コミNo1のメダルで集客しているスタジオ このメダルはお金で買えるため信じてはダメ
- 写真のBefore afterをあまり載せていないスタジオ 載せられる程の技術がない場合も
- 見本の写真例で髪や襟元に乱れがあるスタジオ 見本がそれなので仕上がりも同じ
- オプション設定が沢山あるスタジオ 皆さんしてますよと無理にオプションをつけ高額に
- カメラ店 目が開いていればOKレベルが多い
- 大学の撮影会 大量の人数を捌く為流作業またヘアメイクはメイク学校学生の場合も
上の要素があるから絶対に良くないと言うことではありません、あくまでスタジオ選びの参考までと言った所です。
最後になりましたが筆者の経営しているスタジオではこのサイトに書かせて頂いた項目について何の心配もなくご来店いただけます。内容や料金もお客様ファースト特に学生さんの為にインターンシッププランとして写真10枚とWEBデータそして学割プラン写真30枚とWEB+プリント対応データ付き2つの学割をご用意して学生さんの金銭的負担にも考慮しております。お客様の期待を裏切らない写真作りでお客様の就活をサポートいたします。
インターンシップ学割 ヘアメイク・ヘアセット付 写真10枚とWEBデータ
学割プラン ヘアメイク・ヘアセット付 写真30枚とWEBデータ+プリントデータ
インターンor学割プランを予約する